しかし、光の手前にある闇にのみ込まれているようで、
Jun. 2.2006
会社帰りに撮っているため、僕の写真は夜がほとんど。 しかし何だか急に夜は撮る気がしなくて、ここ4~5日は酒ばかり呑んでいる。 友人と呑みながら、写真のことも話したり聞かれたりするわけだが、たとえば昨日の会話...
「...で、どういう写真を目指してるわけ?」
「目指すって言うか、魅かれるのはさ、たとえば見渡す限りのひろ~い草原があったとするよね。 で、その真ん中に何かがあったり 動いてたりする景色よりも、端の方にいつも何かが消えていくような景色に気持ちが持っていかれるんだよね」
「う~ん...?」
「フランスにさ、ポール・ヴィリリオっていう哲学者がいてね、その人はバックミラーに映り流れる風景を見るためだけに、暇があればパリの環状道路を車に乗って走り続けたんだよ。 解るんだよね俺、なんかその気持ち」
「じゃぁ、F1とか いいんじゃないの?(笑)」
「うーん(笑) 具体的なもんじゃなくて、そういう印象というか感覚の話でさ」
「写真家でいうと?」
「そうだねぇ、まぁあえて言えばベルナール・プロスとか、日本だったら鈴木清とか...」
「二人とも知らないなぁ。」
...それは言葉にしにくいし、言葉にしてしまうと非常につまらないものになってしまう。

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